米Google Cloudは、同社が提供するデータ・ウェアハウス・サービス「BigQuery」が、複数のクエリで校正するトランザクションに対応したと1月10日(現地時間)に発表した。この機能は2021年7月からパブリック・プレビューとして公開していたが、正式な機能として今回公開した。
トランザクションの機能は、日々発生するデータを蓄積するオンライン・トランザクション処理(OLTP:OnLine Transaction Processing)を担う、一般的なリレーショナルデータベース管理システムに欠かせない機能だ。Google Cloudによると、近年はデータ分析結果を頻繁に更新するシステムが多くなり、データ・ウェアハウスでもトランザクションの機能が必要になってきているとのことだ。
今回の新機能により、ACID(Atomic、Consistent、Isolated、Durable)特性を保証するトランザクションを実行できるようになる。さらに、BigQueryならではの機能として、大規模なテーブルや多数のテーブルを対象としたトランザクションも実行可能になっている。Google Cloudによると、最大で10万のパーティションに分割したテーブルや、最大で100のテーブルを対象としたトランザクションを実行できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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