V8 JavaScriptエンジンとRustで構築されているJavaScript/TypeScriptランタイム環境であるDenoの開発チームは、最新バージョンとなる「Deno 1.30」を1月26日(現地時間)にリリースしている。
Denoのnpmパッケージはすでに、DenoのNode.js互換レイヤを通じて、fs、path、processといった組み込みのNode.jsモジュールにアクセスできるが、「Deno 1.30」ではそれらのモジュールがnode:指定子を通じて、コード上に公開されるようになった。DenoとNode.jsの両方でコードを使用している場合、node:スキームは両方のランタイムで機能するため、Node.jsコード用に更新することが推奨されている。
あわせて、設定ファイルが大幅に更新されており、deno.jsonファイルをインポートマップとして直接使用することが可能になった。以前のリリースでは、インポートマップファイルへのパスをimportMapキーに指定することで、インポートマップファイルを探す場所をDenoに伝えられたが、より簡潔にするために設定ファイルでimportsとscopesキーを指定できるようになっている。
そのほか、npm機能とNode-APIに関連する25超のバグが修正されるとともに、LSPでは10以上のバグ修正が行われた。さらに、Deno APIの変更やAPIの安定化、Deno.core名前空間の削除、deno fmtにおけるセミコロンなしでフォーマットする機能のサポートなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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