複数人での共同でアプリケーションを構築するのに役立つライブラリであるAutomergeの開発チームは、最新バージョンとなる「Automerge 2.0」を、1月17日(現地時間)にリリースした。
「Automerge 2.0」では、ドキュメントの改善に注力しており、サンプルコードに加えてViteとcreate-react-appの両方をサポートするチュートリアルとクイックスタートガイド、内部ドキュメント、ファイル形式、同期プロトコルドキュメントが用意されている。
さらに、データを効率的にメモリに詰め込んで、関連するデータを近くに保存してすばやく検索できるようにすることで、高速な更新、保存、および読み込みのパフォーマンスを実現する高効率なバイナリデータ形式が導入された。
将来的には、リッチテキストのサポート、Automergeを使用してWebアプリケーションを構築するためのモジュール式アプローチであるAutomerge-Repo、Rust開発者エクスペリエンスの向上、同期の改善、ビルトインブランチ、履歴管理といった機能の追加や改善も予定している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です