PROJECT COMPは、同社が提供するエンジニア向け給与データベースサービス「PROJECT COMP(プロジェクトコンプ)」において、2022年に登録された企業ごとのデータを分析したアニュアルレポート(年次報告書)を、2月13日に初公開した。同レポートでは、「PROJECT COMP」の登録データを分析し、登録上位企業の年収分布、国内IT企業のソフトウェアエンジニアの年収中央値などをまとめている。対象期間は2022年1月~12月、対象企業は1012社。
同レポートによれば、登録数上位企業の年収中央値は、Indeed Japanが2000万円と他を大きく引き離して高い水準であり、SmartNews(1100万円)、クラウドネイティブ(965万円)がそれに続いた。
25%ileと75%ileの差がもっとも大きかったのは、中央値がもっとも高かったIndeed Japanで、25%ileが1900万円だったのに対して、75%ileは2350万円となっている。そのほか、クラウドネイティブやディー・エヌ・エー、リクルートなどでも、25%ileと75%ileの差が比較的大きい傾向がみられた。
国内IT企業のソフトウェアエンジニアの年収中央値は、SmartNewsが1100万円でもっとも高く、以下LINE(885万円)、メルカリ(870万円)が続いている。
25%ileと75%ileの差がもっとも大きかったのはfreeeで、25%ileが502万円だったのに対して、75%ileは845万円だった。そのほか、ディー・エヌ・エーやサイボウズなどでも、25%ileと75%ileの差が比較的大きい傾向がみられる。
同レポートではほかにも、「各企業の上位25%の年収ランキング」「国内のWeb系企業とSI/通信/メーカー系企業の職種別年収中央値の比較」「国内のスタートアップとメガベンチャーの職種別年収中央値の比較」といったデータを公開している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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