Elixirで書かれたWeb開発フレームワークであるPhoenix Frameworkの開発チームは、最新バージョンとなる「Phoenix 1.7」を、2月24日(現地時間)にリリースした。
「Phoenix 1.7」では、新機能としてルータヘルパーをシジルベースのコンパイル時に検証済みのアプローチに置き換える検証済みルートが搭載されるとともに、デフォルトでTailwindCSSが付属するようになり、システム上のnode.jsに依存しないようになっている。
また、宣言的な代入とスロットを備えたHEExによって提供される関数コンポーネントが導入され、関数コンポーネントが提供するUIビルディングブロックによって機能をカプセル化し、Phoenix.Viewの従来のテンプレートアプローチよりも適切に拡張できるようになった。
ほかにも、ライブCRUDジェネレータによるストリームを使用したアイテムリストの管理や、Phoenix.HTMLフォームフィールドへのPhoenix.HTML.FormData.to_formとPhoenix.Component.to_formの導入による個々のフィールド変更に対応したデータ構造%Phoenix.HTML.FormField{}の追加、代替Webサーバのサポートといった、機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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