ITエンジニア中途向け転職支援エージェント「レバテックキャリア」は、社会人エンジニア300名を対象に実施した「ITエンジニアのリモートワーク事情調査」の結果を3月28日に公開した。
本調査は、1月17日〜1月20日の期間にWebアンケートで行われ、社会人エンジニア300名から有効回答を得ている。
現在リモートワークをしているエンジニアは、全体の71.7%という結果になった。また、リモートワークの頻度は「フルリモート(34.0%)」が最多となり、約3人に1人がフルリモートで仕事をしている。
今後の働き方として、リモートワークを希望する人は全体の68.3%となった。昨年度の調査では、全体の85.7%がリモートワークを希望していたが、本調査では昨年度より17.4pt減少した。
リモートワーク経験があるエンジニアのうち、全体の43.7%がリモートワークによって仕事の生産性は「変わらない」と回答した。一方で、エンジニアの半数以上が、リモートワークは仕事の生産性に影響を与えると考えている。
仕事の生産性が「上がると思う」と回答したのは、全体の35.8%となった。生産性が上がると思う理由として最も多かったのは、「通勤時間を有効活用できるから(89.0%)」となった。次いで、「自らが働きやすい環境を作ることができるから(56.0%)」「時間の使い方を自由に調整できるから(52.7%)」と続いた。
一方、仕事の生産性が「下がると思う」と回答したのは、全体の20.1%だった。生産性が下がると思う理由として、最も多かったのは「コミュニケーションコストがかかるから(58.8%)」となり、次いで「社員同士の関係構築ができず、相談しづらいから(54.9%)」という結果になった。
社会人エンジニアがリモートワークであったら嬉しいと思う制度1位は、「固定費の負担(55.0%)」という結果になった。次いで、「PCやスマートフォンの支給(49.7%)」「自宅のネットワーク環境整備(35.7%)」と続いた。
一方、最も回答が少なかったのは「メンタルケア制度(6.0%)」となり、次いで「社員のコミュニケーション促進に関する制度(9.7%)」「サテライトオフィスの利用(12.0%)」だった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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