mondayは、「monday dev」を6月2日にリリースした。
monday.com Work OS上に構築された 「monday dev」は、同社が掲げる「マルチプロダクト(業種に合わせたさまざまなプロダクトを組み合わせることであらゆる業務に対応できる)」ビジョンの次のステップとして打ち出すもので、製品開発チームがあらゆる開発プロセスをシームレスに管理できるツール。使いやすく設計されたワンプラットフォーム内で効率よく目標を達成することが可能。
「monday.com Work OS」は、ソフトウェアの性能を標準化するローコード・ノーコードのプラットフォーム。プラットフォームはユーザーとプロセスやシステムを直感的に結び付け、仕事のあらゆる面で優れた能力を発揮できるようにするほか、事業の透明性を高める環境も整えることができる。
同ツールは、透明性、柔軟性、および俊敏性の促進を目的とした以下のような特長がある。
- スプリント管理:スプリント全体を効率的に管理し、進捗を一箇所で追跡できる、スクラムチームに便利な機能。
- かんばんビュー:長期的に使用できるビジュアルワークフローを作成し、チームの開発タスクを限りなく透明化。開発作業の効率も最大化する。
- 製品ライフサイクル管理:ロードマップ、スプリント、バックログ、バグ追跡、レトロスペクティブ(振り返り)要素など、開発ワークフロー全体を一箇所にまとめて合理化する。
- アジャイルレポート:バーンアップチャート、バーンダウンチャートなど、リアルタイムでのレポートをカスタマイズできる。
- シームレスな統合:GitHub、GitLab、BitBucket、Slack、Microsoft Teams、Zendesk、Gmailなど、チームがすでに利用しているツールとの統合をスムーズに行うことができる。
- 既成テンプレート:事前に定義された基本のテンプレートと、開発ライフサイクルのワークフローに合わせて設計されたビュー、ウィジェット、ダッシュボードなどを含むテンプレートパッケージを活用して、作業時間を節約することができる。
- コラボレーションの促進とサイロの解消:データやアップデートを社内外で共有し、情報の流れを合理化することで、プロジェクト関係者、フリーランサー、チームメンバーがひとつのプラットフォーム上で共同作業を行うことができる。
- 手作業の自動化:150以上のカスタマイズ可能な自動化機能を利用すれば反復作業を自動化し、時間を節約して、本来の業務に集中することができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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