overflowは、同社の運営する「Offersデジタル人材総研」が、ITエンジニア/デザイナーの副業・転職サービス「Offers(オファーズ)」において1年以内に中途入社を経験した登録者78名を対象に実施した、「中途入社時オンボーディングの実態と課題実態調査」の結果を6月9日に発表した。同調査は、5月中旬に行われている。
調査結果によれば、中途入社にあたって開発組織が1~5名の小規模な組織でも、座学研修を「実施している」とする回答が66.7%に達した。
3営業日以下(半日以下、1営業日、2~3営業日)の座学研修を経験したとする回答が、76.9%を占める。
中途入社した企業の46.2%が、「メンター制度を導入(メンターの割当)」している。
人事面談の実施率は、開発組織が11名以上になると50%超に達する。
オンボーディング施策の改善点を尋ねた質問では、実務面について「技術的なオンボーディングを実施してほしかった」「開発環境などドキュメントを充実させてほしい」「堅苦しく形式的なので、もっと具体的に業務がうまく回ることをしてほしい」といった意見が寄せられた。また、全体としては「座学が多くて退屈だった印象がある」「非常に時間が短かったし、その場感があった」「社内用語の案内があるとわかりやすい」「質問しやすい雰囲気作りがあってほしい」といった意見が寄せられている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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