GitLabは、2023年に実施した「グローバルDevSecOps調査」の結果から、ソフトウェアリリースの迅速化につながる4つのベストプラクティスを、7月4日に発表した。
本調査は、アジャイル開発における効率的な組織の共通点を知ることを目的に、5000人以上の開発、セキュリティ、および運用担当者を対象にして実施された。
調査の結果から、ソフトウェアリリースの迅速化とデプロイメント頻度の向上につながるベストプラクティスとして、次の4点が確認された。
- クラウドでのアプリケーションの実行:「アプリケーションの少なくとも25%をクラウドで実行している」回答者は、「1年前に比べてソフトウェアリリースが迅速化された」と答えた割合が2.2倍であった。また、「アプリケーションの半数以上をクラウドで実行している」回答者は、「1日に何度も本番環境にデプロイしている」と答えた割合が4.2倍であった。
- BizDevOps:「BizDevOpsを実践している」組織の回答者は、「1年前に比べてソフトウェアリリースが迅速化された」と答えた人の割合が1.4倍であった。
- CI/CD:「CI/CDを実践している」回答者は、「1日に何度もデプロイしている」と答えた割合が2倍に上っており、「1年前に比べてソフトウェアリリースが迅速化された」と答えた人の割合も1.2倍であった。
- DORAなどのメトリクス:「DORAメトリクスやその他の類似メトリクスを追跡している」組織は、「1日に何度もデプロイしている」と答えた人の割合が1.4倍であった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です