AWSは、Lambda Annotations Framework for .NETの一般提供を開始したことを、7月25日に発表した。本フレームワークは、C#ソースジェネレータを使用することで、.NET開発者がより自然にC#でLambda関数を書くことを可能にする。
Lambda Annotations Frameworkは、.NET開発者がAWS Lambda関数を作成するための自然なプログラミングモデルを提供する。本フレームワークは、C#のカスタム属性とソースジェネレータを使用して、アノテーションを付与されたLambda関数を、通常のLambdaのプログラミングモデルに変換する。ソースジェネレータは、新しいC#ソースコードを作成し、コンパイル時に生成されたコードを取り込む。本フレームワークは、コンパイル時にコードを変換するため、Lambdaの起動時間には影響を与えない。
ソースジェネレータはC#コンパイラに統合され、.NETプロジェクトのコンパイル時にコード生成を行う。Lambda Annotations NuGetパッケージのみで、Lambda Annotationsは使用可能。AWS Toolkit for Visual Studio、Lambda .NET CLI、SAMなどを含む、CloudFormationを使ったLambdaのデプロイツールで、Lambda Annotationsを使うことができる。
Amazon Web Servicesブログでは、同フレームワークの使い方も紹介している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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