米CIQ、米Oracle、独SUSEは、Enterprise Linux(EL)ソースコードを無料提供することで、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と互換性のあるLinuxディストリビューションの開発を促進する業界団体、Open Enterprise Linux Association(OpenELA)を設立することを、8月10日(現地時間)に発表した。
OpenELAは、米Red Hatが最近、RHELのソースコード取り扱いに関する方向性の変更を発表したことを受けて設立され、3社は協力してRHEL互換ディストビューションのソースコード、ツール、システムを提供していく。
同団体は、コミュニティが同団体の提供するソースコードを無期限かつ継続的に利用できるようにすることを目的としており、RHEL 8/9、そして可能であればRHEL 7に重点を置き、2023年後半を目途にRHELと互換性のあるダウンストリームが存在するために必要なソースコードの提供開始を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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