Linux Foundation Energy(LF Energy)は、LF Resarchなどと協力し、エネルギー業界のオープンソースを利用したデジタル化に関する調査レポート「2023 Energy Transformation Readiness Study」の日本語版「2023 エネルギー トランスフォーメーション準備状況」を、8月1日に発表した。
LF Energyは、オープンソースへの投資と協力を通じ、エネルギーセクターを変革することを目指している。本調査は、オープンソーステクノロジースタックの採用を探求し、気候目標の達成へ加速させることを目的としている。また、エネルギー関係者のデジタルトランスフォーメーションの準備状況や教育ツールに存在するギャップの特定から、実行可能な洞察を提供することを意図している。
本レポートによると、エネルギー関係者の76%が「デジタル化に関する明確な戦略的計画を持ち、すでに実行している」と回答した。また、51%が「ITとOTが組織内で融合に向かっている」と答えている。しかし、業界全体での完全な採用やオープンソースへの大きな貢献は未だ見られず、半数の組織が「トレーニングプログラムはソフトウェアとOSSのスキルをカバーすべきである」と考えている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です