シノプシスは8月21日、アプリケーションセキュリティ体制管理(ASPM)ソリューションとして「Software Risk Manager」を発表した。
ASPMは、ソフトウェア開発の全段階における、リスクの識別、優先付け、可視性などを指したアプリケーションセキュリティの包括的な概念。ガートナー社によると、2026年までに独自のアプリケーションを開発する40%以上の企業が、ASPM を採用すると予測されている。
本サービスでは、セキュリティチームや開発チームが大規模にアプリケーションセキュリティを管理するのを支援する。大規模システムの管理の自動化、静的解析(SAST)エンジン、ソフトウェア・コンポジション解析(SCA)エンジンを連携させることで、ツール全体にわたって、セキュリティ・テストを効率化し、企業全体のセキュリティ管理を向上させる。
同サービスでは、セキュリティポリシーに基づくアプリケーションセキュリティの実装が可能。加えて、異なるテストツール、プロジェクト、チーム間でもセキュリティリスクの全体像を把握し、チーム横断的に管理機能を統合することができるように設計されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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