CodeZineは、村上大河氏、岩成祐樹氏を講師に迎え、CodeZine Academyの講座「マイクロサービスを支えるインフラ実践講座」を9月7日にオンライン開催します。
社会生活のあらゆる場面がデジタル中心にシフトするなか、企業に求められるIT活用の範囲は既存プロセスの改善だけにとどまらず、顧客のための迅速な仮説検証への対応にまでおよびます。しかしこのような既存資産と新規システムの連携は、ゼロからITシステムを設計・構築する場合に比べ、難易度が高くなる傾向にあります。
そこで昨今注目されているのが、複数のサービスをAPIによって連携させるマイクロサービスです。 このマイクロサービスの採用を成功させるためにはただアーキテクチャを採用するだけでなく、移行方法の計画、アーキテクチャを支える技術の採用、開発・運用を行うための組織作り(再編)が重要になります。
本講座では、クラウド技術・アプリケーションの高度化(マイクロサービスへの移行) に精通する講師陣と共に、座学とハンズオンを通じて、「モノリシックアプリケーションからマイクロサービスへの移行するための知識・スキル」「マイクロサービスを支える組織・チームの作り方」「マイクロサービス運用における効率的なツール」を中心に、設計・実装方法などを学びます。
本講座の特徴&ポイント
- マイクロサービスのビジネスメリット、仕組み、考え方を基礎から学べる
- マイクロサービスに関連するエコシステムを一気通貫で学習・体験できる。(Docker, Kubernetes, Istio, Prometheus, Open Telemetry など)
- マイクロサービスに関連するエコシステム(コンテナ、サービスメッシュ、API管理、など)の全体像を理解し、構築をするためのノウハウを学べる
- すぐに実践へ移すことのできる、従来型のアプリケーションをマイクロサービス化をするための移行方法、組織全体でマイクロサービス化をすすめるための方法を学べる
こんな方にオススメ
- マイクロサービス、サービスメッシュ、コンテナに興味があるITエンジニアの方
- お客様に対して提案を行う役割をもつITエンジニアの方(ソリューションアーキテクト、セールスエンジニアなど)
- デジタルトランスフォーメーションを検討しているIT部門の方
講師情報
村上 大河氏
クラウドアーキテクト
大学院在学中にコンピュータサイエンス、特にデータベースを学んだ後、大手SIerを経て、現在は大手検索サービス企業にて、クラウドを企業で活用するための技術支援を実施。ITエンジニアがより活躍できる世界を目指し、アプリケーション開発・ITインフラ構築・システム運用といった、ITシステムの開発・運用の根本的な仕組みを伝えることを主眼とした書籍執筆、講演活動やトレーニングの提供にも注力。
代表的な著書は、「Kubernetesポケットリファレンス」など。岩成 祐樹氏
クラウドアーキテクト
とある会社で、クラウドを使ったサービス開発や開発スタイル・働き方の変革を提案するプリセールスエンジニア。前職では、大手SIerにて、アジャイル開発の技術支援、研究開発、トレーニングに従事。また、Jenkinsやチケット管理システムのプロジェクト導入コンサルティングなども行う。
「[改訂第3版]Jenkins実践入門」、「Kubernetesポケットリファレンス」など、書籍・記事執筆、コミュニティ活動などを精力的に行う。
講座内容
- 講座名:マイクロサービスを支えるインフラ実践講座
- 日時:2023年9月7日 10:00~18:00
- 場所:Zoom(オンライン)
- 参加料:6万6000円(税込)
- 申し込みページ
CodeZine Academyではこの他にもスキルアップに役立つ講座を用意しています。現在申し込みを受け付けている講座はCodeZine Academyのトップページからご確認ください。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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