IBMは学術研究の振興と寄与した科学者に贈られる「第21回日本IBM科学賞」において、5件5名の受賞者が決定したと発表した。
IBMは24日、学術研究の振興と寄与した科学者に贈られる「第21回日本IBM科学賞」において、5件5名の受賞者が決定したと発表した。
この賞は、物理、化学、コンピューターサイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオエレクトロニクスを含む)の基礎研究の幅広い分野で優れた研究活動を行っている、国内の大学あるいは公的研究機関に所属している45歳以下の研究者を対象として贈られている。
今年は112件の応募の中から、江崎玲於奈氏(1973年ノーベル物理学賞受賞・財団法人茨城県科学技術振興財団 理事長)を委員長とする7名の審査委員による審査を経て、下記の受賞者が決定した。
- 物理分野・佐々木 裕次(財団法人 高輝度光科学研究センター 主幹研究員)
- 物理分野:廣瀬 敬(東京工業大学 大学院理工学研究科 地球惑星科学専攻 教授)
- 化学分野:石原 一彰(名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻 教授)
- コンピューター・サイエンス分野:定兼 邦彦(九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報工学部門 准教授)
- エレクトロニクス分野:湯浅 新治(産業技術総合研究所 エレクトロニクス研究部門 研究グループ長)
受賞者にはそれぞれ、賞状、副賞のメダルおよび300万円の賞金とノートパソコンThinkPad が贈られる。
IBM 科学の扉 - Japan
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