PHPで書かれているWebアプリケーションフレームワークLaravelの開発チームは、最新バージョンとなる「Laravel 10.21.1」を9月4日、「Laravel 10.22」を9月5日(どちらも現地時間)にリリースしている。
「Laravel 10.21.1」では、SELECTを再試行した際に一致するレコードがなかった場合、UniqueConstraintViolationExceptionをスローするよう修正が行われたほか、Precognitionへのテストヘルパーの追加、可能なモデルとイベントの並べ替え、InおよびNotInの検証ルールへのEnumサポートの追加、PHP 8.3のサポート、すべてのMailableアサーションにおけるrenderForAssertions呼び出しへの対応、requireEnvヘルパーの導入、PostgreSQLのcompileDropPrimaryにおけるテーブルとプレフィックスの結合、BelongsToManyにおけるDocblockの改善が行われた。
「Laravel 10.22.0」では、UUID用に作成されたテストヘルパーと一致するよう、ULIDを生成するためのテストヘルパーが実装されるとともに、DatabaseTruncationトレイトのテーブルプレフィックスが重複していた問題や、PHPDocブロックのタイプミスが修正されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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