グレープシティは、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の最新バージョンとなる「ActiveReportsJS V4.1J」を、9月20日にリリースした。1年定額制のサブスクリプション方式で、税込の1開発ライセンスは165000円、税込の1配布ライセンス(1ドメイン)は660000円。
ActiveReportsJS V4.1Jでは、JavaScriptで独自の処理を実装した関数を、レポート上で「式」として使用できるようになり、あらかじめ用意されている組込関数だけでは実現不可能な計算や制御を実現した。
また、新しいレポート形式として「ダッシュボード」が追加され、ページの用紙サイズや向きといったレイアウト上の制約を気にすることなく、データを自由に配置することが可能となり、多彩なレポートコントロールを複数組み合わせることによって、グラフィカルなデータ可視化を実現している。
さらに、パラメータ設定のUIをカスタマイズできるようになり、日付範囲やスライダ、ドロップダウンといったさまざまなUIを使用することで、入力しやすいパラメータ設定項目をビューワ上に表示させられるようになった。
ほかにも、Chartコントロールにグラフ形式「レンジ」「ゲージ」が新たに追加されるとともに、グラフ要素のインタラクティブ性を向上させる「系統・凡例のアクション対応」や、日付型軸の表示形式を設定する「日付モード」プロパティといった機能追加が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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