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Power Automate Desktopチュートリアル

無償デスクトップ自動化ツール「Power Automate Desktop」のOCR処理の結果をExcelに出力する

Power Automate Desktopチュートリアル 第24回

OCRで取得した文字列をExcelブックに反映する

 前回のフローをベースに出力先を個別のテキストファイルではなく、Excelブックのシートに出力するように変更を加えてみます。前回のフローをコピーして、必要箇所だけ変更します。大まかな変更箇所は以下になります。

  • フォルダーの代わりに、新規のブックやシートを利用する。
  • 1画像フォルダーに対して、1シートとする
  • 各画像は、上から順にシートに貼り付ける

[1]新しいフローを作成する

 Power Automate for desktopを開きます。トップ画面から[+新しいフロー]をクリックして、適当な名前(ここでは「OCRBookFlow」)で新規のフローを作成します。

 前回のフローをコピーして貼り付けます。OCRFlowのデザイナーを開き、[Ctrl]+[A] - [Ctrl]+[C]でコピーして、OCRBookFlowのデザイナーのMainフローを選択し、[Ctrl]+[V]で貼り付けます。

図:フロー貼り付け
図:フロー貼り付け

[2]外側のループに入る前にExcelを起動する

 [Excel]アクショングループから[Excelの起動]アクションを[datetimeをテキストに変換]アクションと[For each]アクションの間に配置します。

 そのまま保存します。

図:Excelの起動アクションの配置
図:Excelの起動アクションの配置

[3]ワークシートを作成する

 画像フォルダの情報をまとめるためのシートを作成します。

 [フォルダーの作成]アクションを無効化または削除します。それに伴い、[テキストをファイルに書き込む]アクションでエラーが出るので、それも無効化または削除します。

 代わりに、[Excel]アクショングループから[新しいワークシートの追加]アクションを配置します。

図:新しいワークシートの追加アクションの配置
図:新しいワークシートの追加アクションの配置
図:新しいワークシートの追加アクションの設定
図:新しいワークシートの追加アクションの設定

 以下の入力/選択をして保存します。

  • 新しいワークシート名:%CurrentFolder.Name%
  • 名前をつけてワークシートを追加:最後のワークシート

[4]貼り付ける位置となる行番号変数を初期化する

 [変数]アクショングループから[変数の設定]アクションを直後([フォルダー内のファイルを取得]アクションの前)に配置します。

図:変数(行番号)の設定アクションの配置
図:変数(行番号)の設定アクションの配置
図:変数(行番号)の設定アクションの設定
図:変数(行番号)の設定アクションの設定

 以下の入力をして保存します。

  • 変数:%row%
  • 値:1

[5]抽出したテキストをクリップボードに設定する

 [OCRを使ってテキストを抽出]アクションの直後に[クリップボード]アクショングループから[クリップボードテキストを設定]アクションを配置します。

図:クリップボードテキストを設定アクションの配置
図:クリップボードテキストを設定アクションの配置
図:クリップボードテキストを設定アクションの設定
図:クリップボードテキストを設定アクションの設定

 以下の入力をして保存します。

  • クリップボードテキスト:%OcrText%

[6]抽出したテキストをExcelシートに貼り付ける

 実行時シートの左端に貼り付けるようにします。

 [Excel]アクショングループ[詳細]から[Excelワークシートにセルを貼り付け]アクションを配置します。

図:Excelワークシートにセルを貼り付けアクションの配置
図:Excelワークシートにセルを貼り付けアクションの配置
図:Excelワークシートにセルを貼り付けアクションの設定
図:Excelワークシートにセルを貼り付けアクションの設定

 以下の入力をして保存します。

  • 列:1
  • 行:%row%

[7]画像ファイルのパスを変数に設定する

 [変数]アクショングループから[変数の設定]アクションを配置します。

図:変数(画像ファイルパス)の設定の配置
図:変数(画像ファイルパス)の設定の配置
図:変数(画像ファイルパス)の設定の設定
図:変数(画像ファイルパス)の設定の設定

 以下の入力をして保存します。

  • 変数:%ImageFilePath%
  • 値:%CurrentFile.FullName%

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OCRで取得した画像ファイルをExcelブックに反映する

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 飯島 聡(WINGSプロジェクト イイジマ サトシ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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