シマンテックは、株価スパムの新しい手法として「MP3スパム」が登場したとのレポートを発表した。
シマンテックは、株価スパムの新しい手法として「MP3スパム」が登場したとのレポートを発表した。
株価スパムとは特定企業の情報を流して株を買わせようとするものだが、これまでアンチスパムフィルタをすり抜けるために、画像を添付したスパムやPDFを添付した「PDFスパム」などが確認されていた。
「シマンテック月例スパムレポート11月号」によれば、新たな手法として小規模ながらも「MP3スパム」が見つかったたという。このスパム攻撃に利用されるMP3ファイルのサイズは平均63.3KBで、一部文字化けした株価関連の音声メッセージが約30秒間流れ、株の購入を促すという。
その他のスパムについては、最近のニュースに便乗したものが出現し、大統領選挙スパム、ハロウィーンスパム、米国の住宅市場に関連したスパムなどが確認されているという。
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