GitHubは、11月9日(米国時間)に米国サンフランシスコの会場で開催された「GitHub Universe 2023」の基調講演にて、「GitHub Copilot Enterprise」のプレビュー提供を発表した。
GitHub Copilot EnterpriseではCopilot ChatをGitHub.com上のリポジトリに接続することで、開発者がドキュメントや内部コード、プライベートリポジトリに基づいた提案を受けることができる。さらに、Pull Requestのサマリーを生成する機能など、Copilot Chatのスマートアクションを利用することが可能。また、セキュリティや安全性、プライバシーといった面でもエンタープライズが求めているレベルを担保している。
こうした組織のコードベースの集合知がすぐに使えるようになることで、開発者はコードを速く書けるだけでなく、次のアプリケーションや機能、アップデートを競合他社に先駆けて展開できるようになる。
GitHub Copilot Enterpriseは現在プレビュー版が提供されており、一般提供は2024年2月に1ユーザあたり月額39米ドルで提供される予定。
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小林 真一朗(編集部)(コバヤシシンイチロウ)
2019年6月よりCodeZine編集部所属。カリフォルニア大学バークレー校人文科学部哲学科卒。
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