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Women Developers Summit 2023 セッションレポート(AD)

freeeに学ぶ、言語や文化の壁を越えたグローバルチームの作り方──バックグラウンドの異なるメンバーと働くということ

【B-5】社会の進化を担う~私のキャリアとエンジニアリングにおけるD&Iの重要性~/Empowering Change: My Career and the Role of Diversity & Inclusion in Engineering

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 少子高齢化の影響を受け、ITの世界でも外国人労働者の割合は年々増えていると言われている。クラウド型会計ソフトや人事労務、会社設立支援など、スモールビジネスのバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスを開発・提供しているfreeeでは、昨年グローバルチームを立ち上げ、多様性のあるチームによるプロダクト開発が行われている。どのようにすれば、多様性のあるチームでの開発がスムーズにいくのか。アドバイザーインフラ&グローバル開発本部 アドバイザー&インフラ開発部 Digitalizationチームのテジャスウィ・マリヴァダ(以下、テジュ)氏が自身のチームで行っていることを元に、エンジニアリングにおけるダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)の重要性を紹介した。

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freeeのD&Iを実現する職場とは?

 Tejaswi(テジュ)氏はインド出身で、大学でコンピュータエンジニアリングの学士号を取得した。2018年に来日し、楽天銀行でエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたという。楽天銀行では4年間、Webアプリケーションエンジニアとして、Spring Frameworkを用いたバックエンドの開発に従事。また開発だけではなく、「DevOpsについても学ぶ機会があった」とテジュ氏は振り返る。2023年2月、キャリアアップの機会を求めてfreeeに転職。現在はRuby on Rails、React、クラウドフレームワークを使って開発している。

 freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、統合型経営プラットフォームを開発・提供している。統合型経営プラットフォームと呼ぶのは、「freee会計」や「freee人事労務」、「freeeカード」や「freee請求書」、「freee開業」など、スモールビジネスに関わるさまざまな業務を効率化するさまざまなプロダクトがラインナップされているからだ。

 「みなさんの職場ではD&Iという言葉をよく耳にしますか」という問いかけから、テジュ氏の話は始まった。ダイバーシティ(D)は日本語にすると多様性、一方のインクルージョン(I)は包括と訳されるように、D&Iはすべての従業員が尊重され、個々の能力が発揮できて活躍できる状態を表す。

 freeeのD&Iには2つの方向性がある。一つはユーザーに対してである。freeeのプロダクトはスモールビジネスを対象としているが、スモールビジネスと一口に言ってもカフェやヨガ教室、写真撮影事業、パン屋など業種、業態はさまざまだ。「私たちはどこか特定のセクターに限ることなく、スモールビジネスに寄り添い支援しています」とテジュ氏。同社ではスモールビジネスの多様な価値観や生き方は世の中に新しいイノベーションを生み出す起爆剤だと考えている。そしてもう一つの方向性は社員に対してである。「freeeでは社員一人ひとりが快適な環境で毎日ワクワクしてプロダクト開発に取り組めるようなワークスタイルを提供しています」(テジュ氏)

freeeのプロダクトラインアップfreeeの考えるD&I
freeeの考えるD&I

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12カ国から集まったメンバー、言語や文化の壁を打破するために実践していること

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

 大阪府出身。教育大学卒。大学時代は臨床心理学を専攻。大手化学メーカー、日経BP社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランス編集&ライターとして独立。現在はIT、キャリアというテーマを中心に活動中。IT記者会所属。趣味は読書、ドライブ、城探訪(日本の城)。...

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提供:freee株式会社

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