米Amazon Web Servicesは、生成AIを活用した業務用AIアシスタント「Amazon Q」のプレビュー提供を11月28日(現地時間)に開始した。Amazon Qは企業が蓄積している膨大なデータやプログラム・コード、企業情報システムかを基に、文書作成や文書の要約、自動処理などで従業員の業務負荷を軽減する。
Amazon Qは、利用者の部署や職位に合わせて回答を制限することができる。そして顧客企業のデータをAIモデルの学習に使用しないため、企業の情報セキュリティも守れるとしている。
Amazon Qは一般的な企業情報システム40種類に対応したコネクタを用意しており、システムとのやり取りを強固なアクセス制御で守っており、情報のやり取りの履歴をログの形で確認することも可能だという。
現在のところ、一般的な業務に対応する「Amazon Q Business」と、それに加えてAmazon Web Servicesの各種サービスの知識も提供する「Amazon Q Builder」の2種類の料金プランを用意している。利用料金は前者が1ユーザー当たり月額20ドルで、後者が1ユーザー当たり月額25ドルだ。提供リージョンは、米国東部(バージニア北部)と米国西部(オレゴン)の2カ所。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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