キャスターは、海外のエンジニアにワンストップでアウトソースできる「Global Engineer Marketplace」β版の提供を、12月1日に開始した。
「Global Engineer Marketplace」では、採用拠点にIT教育が盛んな国やIT産業が発展している国を選定しており、英語力を備え海外企業とのコミュニケーションに熟練した、即戦力となるエンジニアを提供するため、クライアントが自社でエンジニアを育成する必要はない。
日本国内で要件に合ったエンジニアを採用するよりも、基本報酬の水準を抑えられる。また、住宅手当や交通費のような法定外福利費の負担もない(クライアントの要望や業務の性質に応じて、特定スペックのPCといった経費を請求する場合もある)。
クライアントは、日本の国内法に準拠した業務委託契約(準委任)を同社と締結することによって、海外企業と直接契約するリスクを回避できる。エンジニアへの給与支払い、労務管理、就労ビザ関連の手続きなど煩雑なやりとりや業務も不要となる。
今後は、ヨーロッパや中東、アジアにおいて採用拠点を増やしていくことを予定している。また、エンジニアリング領域だけではなく、医療・介護・サービス業といった人材不足が課題となる他の業界においてもリモートワークを導入し、労働力確保の合理化を進めていく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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