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IPAが情報処理技術者試験の出題範囲・シラバスを改訂、DXに対応

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 IPAは、DX推進を担う人材に必要な素養や専門的なスキルに対応し、「情報処理技術者試験」および「情報処理安全確保支援士試験」の出題範囲とシラバスを改訂することを、12月25日に発表した。本改訂を受けた出題は、CBT方式で2024年10月から実施、ペーパー方式で2024年秋期試験から適用される予定。

 今回の改訂では、「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」を含む12試験区分で、出題範囲が見直された。また、全13試験区分でシラバスが改訂された。

 主な変更内容は、「ビジネス変革」「デザイン」「データ利活用」「生成AIを含むAI利活用」など、DX推進に必要な知識への対応がとられたほか、「数理」「データサイエンス」「AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム」などのキーワードも取り込まれた。また、「システムアーキテクト試験」および「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」の午前Ⅱ試験の出題範囲に、ユーザーインタフェース技術、UX/UIデザインに関する分野が追加された。

 変更対象のドキュメント及び試験区分は、以下の通り。

変更対象のドキュメント 変更対象の試験区分
試験要綱 科目A・午前の出題範囲 情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験、情報処理安全確保支援士試験
科目B・午後の出題範囲 情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験、情報処理安全確保支援士試験
シラバス 全試験区分
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