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Developers Summit 2024 セッションレポート(AD)

E2Eテスト工数を月46時間も削減! 「mabl」で始めるテスト自動化

【15-B-3】自動テスト歴0年でもできる!テスト工数を46時間/月削減した方法 ~1年目で得られた成果と展望~

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 ソフトウェア開発の現場ではテスト自動化の重要性がますます高まっている。市場の変化に対応するために、高速で効率的な開発が求められており、テスト工数の削減、品質の向上、フィードバックの早期化などが欠かせないからだ。そのために、テストの作成や自動化をどのように実現すればいいか、実践的なノウハウや実現方法に興味を持っているエンジニアは少なくないだろう。 本セッションでは、mabl株式会社のおだしょー(小田祥平)氏と株式会社ビットキーの三上鹿氏が、B2BサービスのE2Eテストを自動化した事例を紹介した。テスト自動化プラットフォーム「mabl」を活用することで、自動テスト歴0年だった三上氏がテスト工数を46時間/月削減を実現した。 本記事をきっかけに、テスト自動化を始めてみてほしい。

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なぜテスト自動化に挑戦するのか? ビットキーの取り組みを紹介

 まずセッションの冒頭で、おだしょー氏がmablの特長について説明した。

mabl株式会社 Quality Advocate / Product Marketing DevRel Meetup in Tokyo おだしょー(小田祥平)氏
mabl株式会社 Quality Advocate / Product Marketing おだしょー(小田祥平)氏

 「mablは“めいぶる”と読みます。現在ではGoogle Cloud Operationsと呼ばれている『Stackdriver』の創業者であるIzzyとDanが2017年ボストンで創業しました」(おだしょー氏)

 同社が提供している同名のサービス「mabl」は、DevOpsに適したテスト自動化プラットフォームである。ノーコードでUIテスト・APIテスト・ネイティブのモバイルアプリテスト(現在は早期アクセス)に対応しており、単一プラットフォーム上でアクセシビリティやパフォーマンステストも実行できるといった多くの特徴を備えているという。

DevOpsに対応したテスト自動化プラットフォーム
DevOpsに対応したテスト自動化プラットフォーム

 そして株式会社ビットキーの三上氏が、「テスト自動化エンジニア」になってこの1年の取り組み内容を紹介してくれた。ビットキーでは、以前からテストエンジニアを中心にテスト設計やテスト実装に取り組んでおり、2023年1月からmablを使った“E2Eテストの自動化”にチャレンジしてきたのだ。

株式会社ビットキー Product Quality Testing / Automation Engineer in System Test mablers_JP 三上鹿氏
株式会社ビットキー Product Quality Testing / Automation Engineer in System Test mablers_JP 三上鹿氏

 「ビットキーはスマートロックを強みに、オフィスや住宅のDXを手掛ける会社です。ビットキーではオフィス向けの『workhub』と住宅向けの『homehub』を展開しており、それぞれ役割の異なるWebアプリ、モバイルアプリを2つずつ、計8つのアプリを提供しています。これらのアプリの検証を十全に行うために、ビットキーでは4つのQAチームに分かれてテストを実施しています。mablは、オフィス向けのWebアプリでこの1年利用してきました」(三上氏)

 三上氏は、テスト自動化に至った背景として、2つの理由を挙げた。プロダクトの機能拡充に比例して、リグレッションテストの項目が増加していたこと。さらに、新機能テストや修正・確認テストが工数を圧迫しはじめるようになっていたこと。そのために、テスト工数の省力化に取り組む必要に迫られていたのだ。

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テストに関する工数の約25%を自動化! ビットキーが自動化ツールに求めたこと

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この記事の著者

可知 豊(カチ ユタカ)

フリーランスのテクニカルライター 興味の対象はオープンソースの日常利用、ライセンス、プログラミング学習など。 著書「知る、読む、使う! オープンソースライセンス」。https://www.catch.jp

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丸毛 透(マルモ トオル)

インタビュー(人物)、ポートレート、商品撮影、料理写真をWeb雑誌中心に活動。

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https://codezine.jp/article/detail/19155 2024/04/05 12:00

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