米Amazon Web Servicesは、アプリケーションのアクセス許可ときめ細かな承認を管理する「Amazon Verified Permissions」が、AWS GovCloud(米国東部および米国西部)、イスラエル(テルアビブ)、カナダ西部(カルガリー)リージョンにて利用できるようになったことを、4月10日に発表した。
Amazon Verified Permissionsは、構築したアプリケーションをきめ細かく承認できるので、権限をアプリケーションコードではなくポリシーとして実装可能で、アプリケーションから同サービスを呼び出して、アプリケーションによって管理されるAPIとリソースへのアクセスを承認する。
Amazon Verified Permissionsによって、承認ロジックをアプリケーションコードからポリシーストアへ移行できるため、セキュリティ体制が改善され監査の簡素化が可能になる。また、開発チームにとってはアプリケーションのセキュリティ向上、および迅速な構築が実現する。
再利用できるポリシーテンプレート、ポリシーテスト、監査ログを使用して一元化されたポリシーストアを管理し、承認に関する決定のためにアプリケーションから継続的に呼び出せる、スケーラブルで可用性の高いポリシー評価サービスの提供を受けられる。また、既存のIDプロバイダで使用できる。
今回の、Amazon Verified Permissionsにおける利用可能なリージョンの拡大によって、米国東部(オハイオ、バージニア北部)、米国西部(北カリフォルニア、オレゴン)、AWS GovCloud(米国東部、米国西部)、カナダ(中部)、カナダ西部(カルガリー)、欧州(フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ、ストックホルム)、アジアパシフィック(ムンバイ、シンガポール、ソウル、シドニー、東京、大阪)、イスラエル(テルアビブ)、南米(サンパウロ)リージョンにて利用可能になった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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