Classiq、NVIDIAおよびBMWグループとメカトロニクスシステムの最適化で協業

　イスラエルのClassiq Technologiesは、NVIDIAおよびBMWグループとのメカトロニクスシステムの最適化に関する協業について、6月20日（現地時間）に発表した。

　同取り組みでは、電気システムおよび機械システムの最適なアーキテクチャを見つけるという複雑な計算課題を解決することに注力しており、効率を高めてエネルギーの無駄を省き、その結果としてとりわけ電気自動車の効率を高めることを目標としている。

　同プロジェクトの結果、BMWグループの量子専門家はこれまでに実装された量子プログラムの中で、もっとも複雑な量子サブルーチンを多数含む、高度に洗練された量子プログラムを作成した。この実装は、Classiqプラットフォームの高度なモデリングとコンパイル機能が可能にし、NVIDIA GPUと強力なNVIDIA CUDA-Qプラットフォームを使うことで大規模で複雑な量子回路の実装シミュレーションを実現している。