さくらインターネットは、防衛装備庁と「サプライチェーン調査に必要な役務の提供等」についての役務請負契約を締結したことを、7月1日に発表した。税込の落札金額は7億5452万3440円で、同契約にともなうサービス提供期間は10月1日〜2029年3月31日。
防衛省が実施するサプライチェーン調査は、防衛産業による装備品などの安定的な製造などを確保すべく、防衛産業のサプライチェーンについて安定的な製造などに係るリスクを把握して、必要な対応を図ることを目的に行われる。
今回の役務請負契約締結によって、防衛省が実施するサプライチェーン調査に使用するクラウドインフラとして、IaaS型パブリッククラウド「さくらのクラウド」が採用される。
「さくらのクラウド」は、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)に登録されており、日本政府の求めるセキュリティ要求を満たす。また、2023年度にデジタル庁が募集した「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」に、条件付きで認定されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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