米Microsoftは、米Hasuraとの提携によって、Azure Cosmos DB for NoSQL上でインスタントGraphQL APIを生成する、Hasuraネイティブデータコネクタを7月3日(現地時間)にリリースした。
Azure Cosmos DB用のHasuraデータコネクタは、Azure Cosmos DB for NoSQL上で即時かつリアルタイムで本番環境に対応したGraphQL APIを提供する。
同コネクタの使用によって、ドメインとエンティティの関連性を指定して統合されたAPIを取得できる。単一のエンドポイントから、このセマンティックグラフ全体で、あらゆる形状のデータをオンデマンドでクエリ、フェッチ、フィルタ処理、ページ分割、集計することが可能になる。
Hasuraに搭載されている、きめ細かい行レベルの認可エンジンを使用すれば、モデルレベルでロールベースの認可ルールを指定して、組織内外の開発者にAPIを安全に公開できる。
ネイティブデータベース機能と同様の方法で、受信したGraphQLクエリをSQLにコンパイルする。また、クエリ実行プランは複合クエリをインテリジェントに順序付け、バッチ処理、分散して、N+1などの一般的なパフォーマンスの課題を避けられる。
Hasura DDNを使用すれば、複数のドメインにまたがってデータを作成可能で、ドメイン間のネストされたフィルタリングとネストされた並べ替えは、ロードマップに含まれている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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