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ソフトウェアテストの悩み、「コストの肥大化」と「開発期間の長期化」が上位 オーティファイが調査

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 オーティファイは、ソフトウェア開発を行っている従業員数3000名以上の大企業における、ソフトウェア開発・プロダクト開発・ソフトウェアテストの責任者を対象に実施した、ソフトウェアテストにかけるコストに関する実態調査の結果を7月29日に発表した。同調査は、6月18日〜19日の期間に行われ、104名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、勤務先の企業ではソフトウェアテストにどのくらいの金銭的コストをかけているかを尋ねたところ、「開発費用全体の20〜30%未満」(34.6%)がもっとも多く、「開発費用全体の30〜40%未満」(26.0%)がそれに続き、一般的にソフトウェアテストには30〜50%の予算をかけている企業が多いという、2008年の調査結果と大きく変わらなかった。

 ソフトウェアテストにおける悩みや課題としては(複数回答)、「テストに時間がかかり開発期間が長期化しがち」(54.8%)が最多となり、以下「開発コスト・テストにかかるコストが肥大化している」(53.8%)、「リリース後に不具合が発見される」(51.9%)が続いている。

 ソフトウェアテストにおけるコスト削減のために、どのような工夫をしているかを尋ねた質問(複数回答)では、「テストの自動化」(72.8%)、「バグの早期発見と修正のための仕組み構築」(46.9%)、「優先順位の見直しやリスクテスト」(44.4%)が上位を占めた。

 ソフトウェア開発において、テスト自動化を実施することでコスト削減をしたいと思うかを尋ねたところ、「非常にそう思う」(40.4%)と「ややそう思う」(47.1%)を合わせた割合が、9割近くに達している。

 ソフトウェア開発において、AIの活用をすることでコスト削減をしたいと思うかを尋ねた質問では、「非常にそう思う」(38.5%)と「ややそう思う」(49.0%)を合わせた割合が9割近くを占め、AI技術が急速に進歩する中でソフトウェア開発領域でも、AI活用によるコスト削減に多くの調査対象者が期待していることが明らかになった。

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