DevToolsプロトコルまたはWebDriver BiDiを通じて、FirefoxやChromeを制御するための高レベルAPIを提供するJavaScriptライブラリPuppeteerの開発チームは、バージョン23以降のPuppeteerがFirefoxを全面的にサポートするようになったことを、8月7日(現地時間)に発表した。
今回、PuppeteerがFirefoxを全面的にサポートするようになったことで、Puppeteerを使用して作成した自動化のエンドツーエンドのテストを、FirefoxとChromeの両方で実行できるようになっている。
PuppeteerにおけるFirefoxのサポートは、Firefox固有の自動化プロトコルではなく、W3Cで標準化が進められているクロスブラウザプロトコルである、WebDriver BiDiに基づいて行われた。同プロトコルは現在、GeckoとChromiumの両方で実装されており、同プロトコルのサポートによって今後はさまざまなブラウザのサポートが、従来よりも遙かに容易になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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