カナダの1Passwordは、あらゆるデバイスからあらゆるアプリのすべてのサインインを保護する「1Password Extended Access Management」が、Microsoft EntraとGoogle Workspaceにて利用できるようになったことを、8月7日(現地時間)に発表した。
今回、発表された1Password Extended Access ManagementのMicrosoft EntraとGoogle Workspaceへの対応では、Device TrustがMicrosoft Entra IDおよびGoogle Workspaceとの互換性を有するようになり、Oktaのユーザーに加えてMicrosoft EntraとGoogle Workspaceのユーザーも、1Password Extended Access ManagementのDevice Trustコンポーネントを実装可能になっている。Device Trustの実装によって、デバイスコンプライアンスが企業のリソースにアクセスするための要件となる。
また、エンドユーザーにデバイスをコンプライアンスに適合させるための手順を段階的に提供することでIT時間の節約につながるため、従業員だけでなく請負業者など第三者にとってもメリットといえる。
あわせて、ユーザーIDを使用してすべてのアプリケーションにシングルサインオン(SSO)を拡張できるので、すべてのWebサイトとアプリへのアクセスが保護され、脆弱性が軽減される。また、管理者はアクセスのプロビジョニングからオフボーディングまでの、IDライフサイクルの管理が可能になる。
ほかにも、Application Insightsによって従業員が実際に使用しているアプリケーションが可視化され、管理されていないアプリへの安全なアクセスや、未使用ライセンスの統合による支出の削減を実施できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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