米Google Cloudは、真にオープンソースで高性能なキーバリューサービスを提供すべく、インメモリRedis互換データストアである「Valkey 7.2」の「Memorystore」におけるサポートのプレビューを、8月31日(現地時間)に開始した。
今回発表されたMemorystore for Valkeyによって、100%オープンソースソフトウェアによる、高性能なデータ管理ソリューションの実現が可能になる。コンソールまたはgcloudから、フルマネージドのValkey Clusterを作成して、ワークロードの需要に合わせてスケールイン/スケールアウトできる。
Valkey 7.2は、Redis 7.2およびJedis、redis-py、node-redis、go-redisといったRedisクライアントとの完全な互換性を有しており、既存のキーバリューソフトウェアと置き換えることによって、キャッシュ、セッション管理、リアルタイム分析といった、一般的なユースケースへのValkeyの活用が可能になる。
Memorystore for Valkeyは、Memorystore for Redis ClusterにおけるすべてのGA機能を備えており、ほぼ同一の(コード互換性のある)Valkey Clusterエクスペリエンスを提供する。ゼロダウンタイムのスケールイン/スケールアウト、RDBおよびAOFの永続性、最大14.5TBのインスタンス、シングルゾーンまたはマルチゾーンのクラスタ、Google Cloudとの迅速な統合、超低遅延で信頼性の高いパフォーマンスといった、さまざまな機能を提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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