エムオーテックスは、従業員数300〜5000名規模の企業に所属している情報システム担当者を対象に実施した、EDRおよびMDRの利用実態に関する調査の結果を9月26日に発表した。同調査は、7月26日〜28日の期間に行われ、1006名から回答を得ている。
調査対象者に、管理しているPCの台数を尋ねたところ、「501〜1000台」(30.5%)がもっとも多く、「1〜500台」(25.9%)、「1001〜2000台」(25.3%)がそれに続いた。EDRを導入しているかを尋ねた質問では、「導入している(過去運用していた)」という回答が77.1%を占めている。
EDRを「導入している(過去運用していた)」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「検知率が高い」が最多となり、「誤検知が少ない」「導入・運用が簡単」がそれに続いた。同じく、EDRを「導入している(過去運用していた)」と答えた人に、EDR運用で困ったことを尋ねた質問(複数回答)では、「EDRの設定方法が分からない」がもっとも多く、「誤検知が多い」がそれに続いている。
同じく、EDRを「導入している(過去運用していた)」と答えた人に、EDRを自社で運用しているかを尋ねたところ、「MDRを利用している(利用していた)」という回答が23.8%に達した。「MDRを利用している(利用していた)」と答えた人に、MDRを導入してよかったことを尋ねた質問(複数回答)では、「24時間365日脅威監視を代行してくれる」が最多となり、「(検知時に)アラートを通知してくれる」がそれに続いている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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