米Googleは、オペレーティングシステム「Android」の開発者に向けて、言語モデル「Gemini Nano」を10月1日(現地時間)に実験的に公開した。Gemini NanoはAndroid端末上で動作する言語モデルで、スクリーンリーダー「Talkback」などが、すでにその能力を利用している。
GoogleはGemini NanoをAndroidの「AICore」システムサービスの一部として実装しており、開発者は「Google AI Edge SDK」を使うことでGemini Nanoを操作できる。KotlinとJavaのどちらかの言語を選んで利用できる。
現時点では、温度や返答の長さなどを指定して問い合わせ文(プロンプト)を送り、その反応を得るという使い方になる。Gemini Nanoは、テキストだけでなく画像や音声も解釈できるが、今後の対応ということになるのだろう。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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