米Amazon Web Servicesは、仮想サーバーサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」で、将来のスケールアウトに備えて複数アカウントの共有で予約したインスタンス(共有キャパシティ予約)の料金請求先を変更できるようにしたと10月14日(現地時間)に発表した。Amazon Web Servicesが運営する全世界のリージョンで利用可能だ。
複数アカウントの共有でインスタンスを予約し、スケールアウトで実際に使用すると、使用したアカウントに料金が発生するが、使用しない場合は予約したアカウントが予約料金を支払うことになっていた。今回の仕様変更で、共有している他のアカウントが予約料金を支払うように設定を変更できるようになった。
料金請求先を変更するには、予約したインスタンスの予約料金を他のアカウントに割り当てるように設定する。割り当て先のアカウントが了承すれば、予約料金の請求先がそのアカウントに変わる。Amazon Web Servicesは、企業や団体など、同一組織内の別アカウント間でこの機能を利用するものと想定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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