セルバは、同社の運営する「キャリアクラフト」が、過去に会社員経験があり現在はフリーランスだけで生計を立てている人を対象に実施した、フリーランスになって後悔したことや収入の変化などに関するアンケート調査の結果を、11月5日に発表した。同調査は、10月2日〜15日の期間に行われ、200件の有効回答を得ている。
調査対象者に、フリーランスとして独立してから収入が増えたかを尋ねたところ、「減った」が65%を占めた。収入が「減った」と答えた人からは、「生計を維持できるくらいの収入を得るまで至っていない」といった声が寄せられている。
フリーランスとして独立してから収入が増えたかという質問に対する回答を経験の有無別でみると、経験者は独立後に収入が「増えた」という回答の割合が、未経験者と比較して高い。
独立するまでの会社員歴と収入の変化を組み合わせてみると、今回の調査で最多だった「会社員歴10年以上」(72名)では、収入が「増えた」人はわずか6名に留まった。一方、会社員歴3〜5年ほどで独立した人は、独立後の方が収入が高くなる場合が多い。
フリーランスとして独立して後悔したことを尋ねた質問(複数回答)では、「経済的に不安定」(64.5%)がもっとも多く、「事務作業が面倒くさい」「仕事のオンオフが切り替えにくい」がそれに続いた。
人生をやり直せるなら、フリーランスと会社員のどちらを選ぶかを尋ねたところ、「フリーランス」を選ぶという回答が65%を占めている。
人生をやり直せるなら、フリーランスと会社員のどちらを選ぶかという質問に対する回答を、独立後の収入の増減別でみると、「フリーランス」を選ぶと答えた割合は、収入が増えた人では85%、収入が減った人では56%となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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