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Developers Summit 2025の初日を飾るスピーカー陣が登場! CodeZineのおすすめ記事を厳選してご紹介

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 いよいよ来週(2月13日・14日)に迫った「Developers Summit 2025」。今回は初日に登壇するスピーカーのうち、翔泳社やCodeZineとゆかりのある方をピックアップします。当日の見どころを、CodeZineで過去に掲載したおすすめ記事とともにご紹介します。

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Architecture to Design──より良い設計を目指して

 2月13日(水)の朝一番を飾るのは、企業向けシステムのアーキテクチャ構築を手がけるITアーキテクトの米久保 剛氏です。米久保氏は長年、複数の大規模エンタープライズ案件でアーキテクトとしての経験を積み、現在は電通総研でリードアーキテクトを務めています。

株式会社電通総研 米久保 剛氏
株式会社電通総研 米久保 剛氏

【13-B-1】セッション情報

 以下、セッションページから米久保氏のメッセージを引用。

 生成AI技術によって定型的な開発作業が代替されることは、企業にとっては競争優位を生み出すソフトウェアに対してIT人材を集中投資するチャンスと言えます。ビジネスの変化に迅速に適応し長期にわたり持続的に価値を生み続けるソフトウェアは、企業にとって大切な資産です。そのようなソフトウェア作りにおいては、土台となるアーキテクチャから上位のアプリケーションまで、「芯の通った」設計が重要です。

 このセッションは以下のような開発者を対象とし、ソフトウェアアーキテクチャやアプリケーションをどのようにして設計していくべきかについてお話しします。

  • これからアーキテクトを目指す方
  • アーキテクトの仕事に興味がある方
  • アーキテクト的な考え方を身に付けたい方

 これからアーキテクトを目指す方はもちろん、アーキテクトとしての考え方を身につけたいITエンジニアの皆さまにとって、実践的な知見が得られる絶好の機会です。ぜひお見逃しなく!

【おすすめ記事】米久保氏の関連記事でさらに理解を深める

 米久保氏の著書『アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築』(翔泳社)では、アーキテクトの役割から実践的なアーキテクチャ設計の手法まで、体系的に解説されています。CodeZineでは本書の解説記事を一部掲載し、アーキテクトの定義や職務、さらにアーキテクチャ設計のトレンド推移について紹介しています。特に、アーキテクトとして備えておくべき能力と考え方は、これからアーキテクトを目指す方必読の内容となっています。

自動テストの世界に、この5年間で起きたこと

 オーティファイのQuality Evangelistである末村拓也氏。オフィス用品倉庫での業務自動化経験をきっかけにエンジニアへ転身し、現在は自動テストの専門家として活躍しています。

株式会社オーティファイ 末村 拓也氏
オーティファイ株式会社 末村 拓也氏

【13-B-2】セッション情報

 以下、セッションページから末村氏のメッセージを引用。

 「AIで自動テストのメンテナンスを効率化」こんなキャッチフレーズを片手に、Autifyは2019年に最初のプロダクトをリリースしました。それから5年、自動テストの技術やエンジニアのマインドセット、開発スタイルの潮流は大きく進歩し、プロダクトに求められるニーズも大きく変化しました。この講演では、5年間の間に自動テストにどのような変化が起きたのか、そして今後はどのように変わっていくのかについて、一人の自動テストエンジニアの目線から話したいと思います。

 AIによるテスト自動化の未来も含め、ソフトウェアテスト領域の最前線で活躍する末村氏ならではの洞察が得られる貴重な機会です。ぜひご参加ください。

【おすすめ記事】テスト自動化の実践的アプローチを学ぶ

 CodeZineでは末村氏の著書『テスト自動化実践ガイド』(翔泳社)から、E2Eテストに関する重要な知見を一部紹介しています。特に、Webアプリケーションにおけるテスト戦略の考え方や、E2Eテストの効果的な活用方法について、実践的な視点で解説されています。

プロダクトの価値を高めるためにコーディング以外にできること──共通言語でつくる異職種コミュニケーション

 LegalOn Technologiesでリードエンジニアを務める浅野卓也氏は、検索・推薦分野のエキスパート。古河電工の情報システム子会社、はてな、メルカリといった多様な環境での経験を経て、現在はLegalOn Cloudの検索推薦領域を統括。日本の検索技術コミュニティsearch-tech-jpの運営も手がけています。

株式会社LegalOn Technologies 浅野 卓也氏
株式会社LegalOn Technologies 浅野 卓也氏

【13-B-7】セッション情報

 以下、セッションページから浅野氏のメッセージを引用。

 エンジニアとその他の職種とのあいだには溝があります。

 それは技術やドメインに対する理解の深さの違いであったり、ふだん話す「言語」の違いであったり……。ときには同じ方向を向いて開発を行うことが難しいことがあります。とくに専門性の高い分野であればなおさら。事業成長やユーザーの課題解決に向けて日々の業務をするなかで、もどかしい思いをされている方も多いのではないでしょうか。

 このセッションでは、私が1人のエンジニアとしてやってきた、他職種の方々と「共通言語」で話し、全員が同じ方向を向いて開発を進めるために工夫したことや、組織に対しての働きかけなどについて話します。

 特に専門性の高い領域において、技術者と他職種が「共通言語」を見出し、同じ方向を向いて開発を進めるためのノウハウは、多くの開発者にとって有用な知見となるはずです。

【おすすめ記事】組織の技術力を読み解く関連記事

 LegalOn Technologiesの技術力の一端は、CodeZineで掲載した記事「生成AIを活用した機能を爆速でリリースしてみてわかった、エンジニアが将来の技術革新に備えるべきこと」からも垣間見ることができます。同社のエンジニアが、わずか2人のチームで3カ月という短期間で生成AI機能を実装した事例が紹介されており、技術革新にどう向き合うかを考えるヒントが得られます。

「ITエンジニア本大賞2025」プレゼン大会

 2月13日(水)のラストを飾るのはITエンジニア本大賞です。CodeZineを運営する翔泳社が毎年2月に開催しているITエンジニア本大賞は、ITエンジニアに読んでもらいたい本を選ぶイベントです。一般投票で技術書部門とビジネス書部門のおすすめ本を募り、各部門から得票数の多い3冊ずつがプレゼン大会に出場。会場での最終投票によって大賞を決定します。今年も白熱した戦いが期待されます。

【特別ゲスト】Mana氏/【特別ゲスト】ラファエル・ヴィアナ氏/【司会】高柳 謙氏
【特別ゲスト】Mana氏/【特別ゲスト】ラファエル・ヴィアナ氏/【司会】高柳 謙氏

【13-A-9】セッション情報

 以下、セッションページから引用。

 ITエンジニアがITエンジニアに読んでほしい技術書・ビジネス書を選ぶイベント「ITエンジニア本大賞2025」のプレゼン大会です。プレゼンの対象となる本は、皆さんのWeb投票が特に多かった技術書3冊とビジネス書3冊。

 当セッションでは計6冊の著者、編集者らによるプレゼンで、本に対する思いやおすすめのポイントなどを語っていただきます。その後、セッション参加者の皆さまからの投票で技術書大賞とビジネス書大賞を決定します。

 ◎プレゼン大会参加書籍 ※各50音順

 ▼技術書部門

  • 『この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書』(SBクリエイティブ)
  • 『7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性』(翔泳社)
  • 『VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード』(技術評論社)

 ▼ビジネス書部門

  • 『ITエンジニア働き方超大全 就職・転職からフリーランス、起業まで』(日経BP)
  • 『世界一流エンジニアの思考法』(文藝春秋)
  • 『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』(日経BP)

 ※投票はオンラインで行う予定です。参加者の皆さまは各自スマートフォンなどのご用意をお願いいたします。

 セッション参加者の投票で大賞が決定するため、会場の皆さまがまさに歴史の1ページを作り出す瞬間に立ち会うことになります。ぜひご参加ください。

【おすすめ記事】昨年の熱戦を振り返る

 CodeZineでは昨年の最終プレゼン大会の模様をレポートしています。技術書部門ではManaさんの『1冊ですべて身につくJavaScript入門講座』(SBクリエイティブ)が、ビジネス書部門ではラファエル・ヴィアナさんの『チームを動かすIT英語実践マニュアル』(アルク)が見事大賞に輝きました。各書籍の著者たちによる熱いプレゼンテーションの様子や、会場の興奮が伝わる記事となっています。

さいごに告知

 Developers Summit 2025では、「ひろがるエンジニアリング」というテーマのもと、これらの著名スピーカーとともに、エンジニアリングの可能性を広げる技術トレンド、エンジニアの役割の多様さ、エンジニアが越境することで得られるもの、そしてエンジニアリングで社会を大きく変える力を一緒に見ていきます。

 初日から、アーキテクチャ設計、プロダクト開発、テスト自動化などさまざまな視点からソフトウェア開発の未来を考えるセッションが多数用意されています。さらに、ITエンジニア本大賞2025のプレゼン大会では、エンジニアの成長をサポートする良書との出会いも。ぜひご参加いただき、明日のエンジニアリングにお役立てください。

Developers Summit 2025

  • 開催日時:2025年2月13日(木)-14日(金)※両日ともに10:00-セッション開始
  • 会場:ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 公式サイト:Developers Summit 2025
  • 主催:株式会社翔泳社 CodeZine編集部

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この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/20926 2025/02/07 11:00

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