米SingleStoreは、8月5日、日本市場への正式参入を発表した。
SingleStoreは、エンタープライズ水準のAI推進に最適なデータプラットフォームを提供している。同社は、日本におけるAIに最適化されたデータインフラストラクチャに対する需要の高まりに応え、日本市場に参入した。SingleStoreは現在50か国以上に顧客を抱えており、今回の日本への進出は世界で8番目の拠点となる。
SingleStoreのCEO Raj Verma氏は「日本は世界で最も洗練され、先進的な市場の一つです。AIの次の発展は、不可能を可能にすることを目指しています。私たちは、日本企業がデータインフラを簡素化し、比類のないスピードとスケールでリアルタイムインテリジェンスを強化できるよう支援します」と述べている。
また、同社の日本事業をけん引する西岡正氏は「日本企業がAI活用の夢を実現できるよう、必要なパフォーマンス、スケール、そしてシンプルさを提供すること」が目標だと述べた。
同社はアジア太平洋地域にプレゼンスを築いており、すでに日本経済新聞社やサムスンなどの100以上の企業にサービスを提供している。日本経済新聞社では、SingleStoreが日経電子版のデータプラットフォームの中核を担い、リアルタイム分析を通じて読者の行動を理解し、関連性の高いコンテンツを配信しているという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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