Vercelは2026年1月14日(現地時間)、ReactおよびNext.jsにおける10年以上の最適化知識を集約したリポジトリ「react-best-practices」を公開した。このリポジトリは、AIエージェントや大規模言語モデルがコードレビューや最適化提案を行う際に参照できるよう、構造化して設計されている。
Reactのパフォーマンス改善の背景には、リリース後に問題が発生してから対処する「リアクティブ」なものになりがちという課題感があった。同社は長年の経験から、非同期処理の順序、クライアントバンドルの肥大化、不要な再レンダリングといった共通の根本原因を特定した。公開されたフレームワークは、これらの問題を容易に発見し修正できるようにすることを目的としている。
リポジトリには、非同期ウォーターフォールの排除やバンドルサイズ最適化など、8つのカテゴリにわたる40以上のルールが含まれる。各ルールは「CRITICAL」から「LOW」までインパクト順にランク付けされており、開発者は修正の優先順位判断を支援する。また、個別のルールファイルは単一のドキュメントにコンパイルされ、AIエージェントが一貫した基準でコードを評価できる仕組みとなっている。これらのベストプラクティスは、CursorやClaude CodeなどのコーディングエージェントにSkillsとしてインストールすることも可能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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