NTTコミュニケーションズは25日、同社が運営する個人向けOCNインターネット接続サービスにおいて、1日に30GB以上のデータをインターネットに送信しているユーザーに対して、利用制限を行うと発表した。8月1日より実施する。
NTTコミュニケーションズは25日、同社が運営する個人向けOCNインターネット接続サービスにおいて、1日に30GB以上のデータをインターネットに送信しているユーザーに対して、利用制限を行うと発表した。「上りデータ転送」のみに適用され、ブラウザによるホームページ閲覧、メール受信やファイルのダウンロードといった「データ受信」については対象外となる。
制限対象となったユーザーに対してはその旨を通知し、利用状況の改善がみられない場合は、利用停止の後、契約解除を行うこともあるという。
今回の利用制限は、一部のユーザーが大量のデータをインターネットに送信することによって、回線帯域を占有される状態が続き、その結果、他の多くのユーザーの通信速度や通信品質が低下する事象が発生したため、実施されることとなった。
なお、OCNのWebサイトでは、送信データが1日あたり30GBを越えるデータの具体例として、次の3点をあげている。
- DVDビデオ(4.7GB)を7枚以上
- CD-ROMや音楽CD(約640MB)を48枚以上
- 1200万画素のデジタルカメラで撮影した高画質写真(約6MB)を5120枚以上
利用制限の実施は8月1日より。
【関連リンク】
個人向けOCNサービスにおける大量データ送信制限の実施について:OCN
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-