Mozillaは28日、「Firefox 3.1」アルファ版を公開した。Mozillaのサイトより、無償でダウンロードできる。
Mozillaは28日、「Firefox 3.1」アルファ版を公開した。Mozillaの開発者サイトより、無償でダウンロードできる。
Firefox 3.1はコードネーム「知床」の名前で開発が進められている、Firefoxの次期マイナーバージョンアップ。「HTML 5の<video>タグのサポート」「HTMLレンダリングエンジンGeckoのバージョンアップ」などが予定されている。
今回リリースされたアルファ版では、「Ctrl + Tab」によるタブの切り替えが劇的に進化し、タブのサムネイルとタイトルが表示されるようになった。この動作と見た目はもともとFirefox 3で計画されていたが、時間制約のために延期されていたものだという(プロトタイプを拡張機能としてFirefox 3に追加することもできる)。
また、「Gecko 1.9.1」のプレリリース版が搭載され、いくつかのHTML 5やCSS 3の要素を新たにサポートしており、最新Web標準使用へ対応している。編集部でAcid 3テストを実施したところ、84点をマークした。そのほか、スマートロケーションバーで「+」や「^」といった記号が利用できるようになり、文字列と組み合わせることで履歴の絞込みやマッチングが可能になった。
なお、今回のリリースはあくまでアルファ版であり、開発者とテスターだけを対象としている。
【関連リンク】
・Firefox 3.1 Alpha 1 now available for download:Mozilla Developer News
・Shiretoko Alpha 1 Release Notes
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