エクセルソフトは12日、マルチコア・プロセッサー及びクラスターシステム向けソフトウェア開発ツール「インテル コンパイラー 11.0」の国内販売を開始した。
エクセルソフトは12日、マルチコア・プロセッサー及びクラスターシステム向けソフトウェア開発ツール「インテル コンパイラー 11.0」の国内販売を開始した。
「インテル コンパイラー」は、ソフトウェアの高速化を支援する開発ツール。コンパイル時に既存のソースコードの中から自動的に最適化・並列化を行える場所を探し、インテルプロセッサーが最も高速に処理できるようバイナリーを生成する。
今回のバージョン11では、インテル Core i7プロセッサーやインテル Atomプロセッサー向けの最適化機能が追加されたほか、Windows版ではVisual Studio 2008への統合やOpenMP 3.0に対応するなど、さまざまな機能が追加されている。
また、プロフェッショナル・エディションには、数学や科学、金融アプリケーション向けに線形代数、高速フーリエ変換、ベクトル数学関数などを提供する数値演算ライブラリー「マス・カーネル・ライブラリー 10.1」や、イメージ処理、信号処理、JPEG コーディング、ビデオ・コーディングなどに幅広い機能を提供するマルチメディア・ライブラリー「インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ 6.0」が同梱されている。
価格は、「インテル C++コンパイラー 11.0 プロフェッショナル・エディション Windows/Linux版 日本語版、Mac OS版」で85,470円からとなっている。
【関連リンク】
・インテル コンパイラー:エクセルソフト
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