Googleは1日、Webブラウザー「Chrome」のセキュリティアップデートを行ったバージョン0.4.154.29をリリースした。
Googleは1日、Webブラウザー「Chrome」のセキュリティアップデートを行ったバージョン0.4.154.29をリリースした。同社のWebページから無償でダウンロードすることができる。既にインストールしている場合は、数日のうちに自動更新されるほか、画面右上のレンチ型メニューから[Google Chromeについて]を開き手動でアップデートすることもできる。
今回のバージョンでは、Chrome同梱のブラウザ拡張「Gears」のバージョンが0.5.4.2にアップグレードし、Gearsに発見されたクロスオリジン・ワーカー脆弱性に対処されている。この脆弱性を用いることで、攻撃者はユーザーが制御するファイルをホストするサイトのコンテキストでコードを実行させることができた。そのため、サイト上でのデータ漏洩やクロスサイトスクリプティングの可能性があったという。
その他にも、Windows Vista上でタブをドラッグした際にクラッシュが起きる問題も修正されている。
【関連リンク】
・Google Chrome ベータリリース: 0.4.154.29:Google Japan Blog
・Beta release: 0.4.154.29:Google Chrome Releases
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