さて、操作を続けましょう。
新しく作ったリポジトリー・ワークスペース(例では、「Taro'sリポジトリー・ワークスペース2」と名付けました)で操作するコンポーネントを指定する必要があります(図11)。

ここで、コンポーネントのベースライン名称に注意してください。「(1.初期ベースライン)」になっていますね? さきほど、「(2.単体テスト終了)」にしたはずですが、それはどこにいったのでしょうか?……ここに、作業領域間の連携を理解する鍵があります。これを解き明かすために、もう少し作業を先に進めましょう。
次に表示される[リポジトリー・ワークスペースのロード]ダイアログで[Eclipseプロジェクトの検索およびロード]を選択しましょう。途中、既存のプロジェクトを置き換えるかどうか聞いてきますが、気にせず先に進みましょう! 最終的には、図12のようになると思います。
Eclipseの右下、たくさんビューが並んでいるところから[保留中の変更]ビューを選択してください。2つのリポジトリー・ワークスペース(例では、「HelloJazzWorldチームストリームワークスペース」と「Taro's リポジトリー・ワークスペース2」)ができています。これは、現在Eclipseのクライアントがこの2つのリポジトリー・ワークスペースに関係づけられていることを示します。
ここで注意すべきは、おのおののリポジトリー・ワークスペースに見られるコンポーネントは、ベースラインが異なるという点です。「Taro's リポジトリー・ワークスペース2」内のコンポーネントは直前の関係づけ操作に見られたように、「(1.初期ベースライン)」というベースラインがつけられています。
図13をご覧ください。
ベースライン「(2.単体テスト終了)」宣言の際に利用していたのは、HelloJazzWorldチームリポジトリー・ワークスペースでした。「ベースラインが宣言された」というリソースに対する変更指示もHelloJazzWorldチームリポジトリー・ワークスペースに記録されます。しかし、まだこのタイミングでは、チームの統合領域であるストリームには伝わっていません。ストリーム内のコンポーネントのベースラインは、まだ 「(1.初期ベースライン)」のままです。この状態で新しいリポジトリー・ワークスペース「Taro's リポジトリー・ワークスペース2」を作り、そこを介してストリームからコンポーネントをロードしています。


