Googleは17日(現地時間)、ウェブブラウザGoogle Chromeの開発版をアップデートするとともに、現行の開発版よりは安定して利用できるβ版をリリースした。Chromeは昨年12月にβが取れて以来、開発版(Dev)と安定版(Stable)の2つのチャンネルでアップデートを行ってきたが、新たにその中間にβ(Beta)チャンネルが加わったことになる。
Googleは17日(現地時間)、ウェブブラウザGoogle Chromeの開発版をアップデート(バージョン2.0.170.0)するとともに、現行の開発版よりは安定して利用できるβ版(バージョン 2.0.169.1)をリリースした。Chromeは昨年12月にβが取れて以来、開発版(Dev)と安定版(Stable)の2つのチャンネルでアップデートを行ってきたが、新たにその中間にβ(Beta)チャンネルが加わったことになる。
新しいBetaチャンネルについて、 Google ChromeプログラムマネージャのMark Larson氏は、Google Chrome Releasesブログの「Beta update: A new Beta channel」で、Stableチャンネルに相応しくなるまで新機能を安定させたりバグフィックスを行うとし、 Chromeの新機能を試してみたいがDevチャンネルよりは安定して利用したい人に、Betaチャンネルを勧めている。
また、同日スタートしたばかりのGoogle Chrome Blogブログの最新エントリ「Google Chrome has a new beta」では、新βのJavaScript性能が現行Stableより向上していることがグラフ入りで示されている。
βチャンネルを利用したいひとは、新規インストールならば「Google Chrome (BETA)」ページからインストールできる。すでにChromeをインストールしているひとは、「Early Access Release Channels」からダウンロードできるGoogle Chrome Channel Changer(chromechannel-2.0.exe)で、アップデートチャンネルを変更できる。
なお、Google Chromeは一度インストールしておけば、ユーザーが選択したチャンネルがアップデートされたタイミングで、自動的に更新される仕組みとなっている。 3つのチャンネルの更新頻度は、開発版(Dev)で週毎、β(Beta)で月毎、安定版(Stable)は四半期とされている。
開発版とβの最新版での変更はGoogle Japanのブログで参照できる。
【関連リンク】
・Google Chrome: Beta アップデートおよび Dev リリース 2.0.170.0(Google Japan Blog)
・Google Chrome: Dev リリース 2.0.169.1(Google Japan Blog)
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