フォームのデザイン
フォームは、GcTimeSpan
コントロールとButtonを3個、Labelコントロール、Timerコントロールを配置します。GcShortCut
コントロールは、GcTimeSpan
コントロールをフォームに配置すると自動的に配置されます。
GcTimeSpan
コントロール以外のコントロールは、次のようにプロパティを設定します。
コントロール | プロパティ | 設定値 |
---|---|---|
Button1 | Text | "開始" |
Button2 | ForeColor | MediumBlue |
Text | "一時停止" | |
Button3 | BackColor | LightGreen |
ForeColo | OrangeRed | |
Text | "リセット" | |
Label | AutoSize | False |
BackColor | Black | |
ForeColor | Black | |
Text | "作動中" | |
TextAlign | MiddleCenter | |
Font.Size | 48 | |
Timer | Interval | 1000 |
GcTimeSpanコントロールについて
「タイムスパン(TimeSpan)コントロール」は、期間や時間の長さなどの時間間隔を入力するのに適したコントロールで、書式設定により入力および表示書式を自由に設定できます。
「入力書式」とは、コントロールが入力フォーカスを受け取ったときの書式で、「表示書式」は入力フォーカスのないときの書式です。
入力書式の設定は、Fields
プロパティによって行われ、フィールドとよばれる入力領域を構成する要素によって定義されます。また、表示書式は、DisplayFields
プロパティによって行われ、Fields
プロパティと同様フィールドによって定義します。
各書式は、スマートタグから専用のデザイナを使用して、簡単に設定できるようになっています。「書式設定」では、いろいろな表示形式を設定でき、また入力中にリテラル文字列を表示することもできます。表示する時刻、リテラル文字のフォントや文字色、背景色を自由に設定できるので、見やすい表示デザインが設定可能です。
GcTimeSpan
コントロールの時刻設定は、Value
プロパティを使用します。設定値はTimeSpan型です。現在の入力値を取得する際もValue
プロパティを使用します。この場合、リテラル文字を除くTimeSpan型のデータのみを取得できます。