IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は23日、オープンソースソフトウェアの開発および普及に貢献した個人などを表彰する「2009年度日本OSS貢献者賞」の受賞者を発表した。
日本OSS貢献者賞は、日本におけるOSS開発の振興を図ることを目的に2005年度に創設され、今年度が第5回目となる。これまでに、Rubyのまつもとゆきひろ氏やSeasarプロジェクトのひがやすを氏、YARVのささだこういち氏、GRUBの奥地秀則氏らが受賞している。今回から過去1年間に顕著や活躍をした個人ないしグループを表彰する「2009年度日本OSS奨励賞」が新設され、併せて受賞者が発表された。
今年度の日本OSS貢献者賞受賞者は、Linuxカーネル開発者の小崎資広氏、フェルナンド・ルイス・バスケス・カオ氏、Mozilla Japan代表 瀧田佐登子氏、PostgreSQL日本語ドキュメント整備などで知られる本田茂弘氏の4名。
奨励賞受賞者は、個人では「NetCommons」開発者の新井紀子氏、「CakePHP」のコミュニティ活動に貢献した安藤祐介氏、ActionScript/Flashアプリケーション開発者 新藤愛大氏、PHPマニュアルなどの日本語翻訳で知られる髙木正弘氏、「ZABBIX-JP」代表 寺島広大氏、プログラミング言語「Cyan」の開発者で現役高校生の林拓人氏の6名。団体では山形県立寒河江工業高等学校・情報技術科、および北海道の社団法人LOCALの2団体が選出された。
各賞の詳細は公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・プレス発表:情報処理推進機構
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