IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は11月30日、ソフトウェア製品のバージョンをチェックするフレームワーク「MyJVN(マイジェイブイエヌ)バージョンチェッカ」を公開した。
Webサイトの閲覧者をターゲットとした標的型攻撃では、一般的に古いバージョンのソフトウェア製品の脆弱性が悪用され、最新バージョンを利用すれば被害を防ぐことができることが多い。しかし「手間がかかる」や「更新方法が分からない」といった理由で、バージョンアップがあまり行われていないことから、IPAでは簡単な操作で複数のソフトウェア製品のバージョンをチェックできるフレームワークを公開した。
「MyJVN バージョンチェッカ」はWindows(XP SP2以降、32ビット版)に対応し、Adobe Flash Player(ActiveXおよびPlug-in)、Adobe Reader(PDF閲覧)、JRE(Java実行環境)、Mozilla製品(FirefoxおよびThunderbird)、Lhaplus(ファイルアーカイバ)、QuickTimeのバージョンを確認できる。バージョンの確認には、APIからJVN iPediaの脆弱性対策情報を利用している。
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・MyJVNバージョンチェッカ
・簡単な操作で製品のバージョンをチェックできる「MyJVNバージョンチェッカ」を公開
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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