Google日本語入力チームは29日、昨年12月に公開したGoogle日本語入力のバージョンアップをアナウンスした。
今回のアップデートでは、ユーザーからの要望が多かった郵便番号から住所(100-0000→東京都千代田区など)への変換と、ひらがなからカタカナ英語(あんどろいど→Androidなど)への変換機能が追加されている。ひらがなから英単語への変換に用いる辞書も、Web上の大量データを大規模分散処理システム「MapReduce」で処理し、自動生成されている。
そのほか、テンキー入力(テンキーからの数字入力は半角になる機能)のサポート、かな入力機能関係の修正、変換精度および安定性の向上が図られている。また、Googleでは開発を続けるため、ヘルプフォーラムからのフィードバックを求めている。
Google日本語入力では「ばーじょん」という文字列を変換することで、現在使用中のバージョン情報を表示させることができる。これまでのバージョンでは「GoogleJapaneseInput-0.8.186.0」となり、新しいバージョンは「GoogleJapaneseInput-0.9.248.0」となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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